AmazonEC2へのプリザンター配置

本記事では、API機能を持つ国産オープンソースのWebデータベースプリザンター」の配置についてご紹介していきたいと思います。

プリザンター配置概念図

API機能を効果的に活用するためには、クラウド上での稼働が望まれます。そこでここでは、クラウドサービスの一つであるAmazonAWSのEC2上への配置例(図表1参照)を取り上げたいと思います。

図表1:AmazonEC2へのプリザンター配置概念図

AmazonEC2の準備

プリザンターはWindows上で稼働するOSS(オープンソースソフトウェア)であるため、EC2のWindowsインスタンスが必要となります。

AMIの選択

今回ご紹介するのは、Amazonが提供する最新版(本記事執筆時)のWindowsServerAMI(Amazon Machine Images)「Windows_Server-2016-Japanese-Full-Base-2018.05.09」(図表2参照)を利用した事例となります。
*) ミドルウェアとして「SQL Server Express」を利用する場合には、仮想CPU(vCPU)が一つでもプリザンターを稼働させることができるため、料金が比較的安い「t2」インスタンスクラス(EC2料金表参照)を選択することもできます。

図表2:AMIの選択

出所:「AMIの選択」(Amazon AWS)

80番ポートの開放

プリザンターのAPI機能へのアクセスは通常80番ポート経由となるため、EC2インスタンスへのセキュリティー項目(図表3参照)を追加します。
*) ここでは便宜的に任意の場所(全てのIPアドレス)を設定をしていますが、運用上は適切なIPアドレス指定が望まれます。

図表3:80番ポートの開放

出所:「セキュリティグループの作成」(Amazon AWS)

プリザンターの配置

プリザンターのインストール

プリザンターのインストールについては、本家サイトに詳細な説明がありますので、そちらをご参照ください。

IISのCORS対応

API連携においては、CORS(Cross-Origin Resource Sharing)制約の影響を受けるケースがあるため、IISのWebサーバ設定ファイル「Web.config」に以下の設定を追記します。
この設定によって、HTTPレスポンスヘッダに「Access-Control-Allow-Origin: *」が加わることになります。
*) ここでは便宜的にワイルドカード「*」を設定をしていますが、運用上は適切なサーバ指定が望まれます。

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